「技術・人文知識・国際業務」から「高度専門職」へ
在留資格「技術・人文知識・国際業務」から「高度専門職」への変更を検討する際には、以下の要件、必要書類、注意点を確認することが重要です。
1. 要件
「高度専門職」ビザを取得するためには、高度人材ポイント制に基づき、以下の要件を満たす必要があります。
- ポイントの合計が70点以上であること: 学歴、職歴、年収、年齢などの各項目でポイントが付与され、その合計が70点以上であることが求められます。
- 行おうとする活動が該当すること: 申請者が日本で行おうとする活動が、「高度専門職1号(ロ)」に該当する必要があります。
2. 必要書類
在留資格変更許可申請時には、以下の書類を提出する必要があります。
- 在留資格変更許可申請書: 所定の様式に記入します。
- 写真: 縦4cm×横3cmの写真1枚。
- パスポートおよび在留カード: 提示が必要です。
- ポイント計算表: 各項目のポイントを算出した計算表。
- ポイントを証明する資料: 学歴証明書、職歴証明書、年収を証明する書類(給与明細、納税証明書など)、日本語能力試験の合格証明書など。
- 雇用契約書: 日本での雇用条件を明示した契約書。
3. 注意点
- ポイントの正確な算出: ポイント計算は正確に行い、各項目を証明する資料を揃えることが重要です。
- 活動内容の確認: 現在の業務内容が「高度専門職1号(ロ)」の活動に該当するか確認する必要があります。
- 提出書類の整備: 必要書類は最新の情報を基に準備し、不備がないよう注意します。
- 審査期間の考慮: 申請から許可までの審査期間を考慮し、在留期間に余裕を持って手続きを行うことが望ましいです。
これらの要件や注意点を踏まえ、適切な準備を行うことで、在留資格の変更手続きがスムーズに進むでしょう。